超歌劇 幕末Rock 12/27 天王洲銀河劇場 夜公演
感想
幕末Rock

満を持してのミュージカル化ですね。
ちょっとびっくりだったんですけど、よく考えたらマーベラスだし、主演のR知さんがどこかで「ゲーム、アニメとやってきてその集大成のミュージカル」「ミュージカルに向けて作ってきた」といったニュアンスのことを言っていて、なるほど幕末Rockっていうのはそもそも、原作ものでなく自社で立ち上げたコンテンツでミュージカルやろうぜっていうプロジェクトだったんだな~と。
とはいえ好きな作品のミュージカルというのは初めて(舞台は一度あったけど)で、最初は「まぁ一応申し込んでみて、チケット取れたら行ってみるか~」くらいの軽~い気持ちでした。
結果的に、本会場に観劇に行ってめちゃめちゃ良かった!!
客席でペンライトを振れるんですよね。その一体感というか参加してる感じが、体験してみると思ったよりすごかった!
特に新選組の歌うシーンは作中でも雷舞というていなので、もうほんと、新選組雷舞に参加した煌の気持ちでペンライト振りました。
そういう雰囲気、演出が良かった!というのもめちゃくちゃ大きかったんですけど、ストーリーもすごく良かった。アニメがベースでしたが、12話分の内容をよく2時間強にまとめたなと。
だいぶ足早な進行ではあったけど、省けるところはさっくり省いて、大事なところは全部拾って、まとめられるところはまとめて、更にアニメにはなかった原作ゲームの要素も取り入れて、本当に幕末Rockのストーリーを凝縮した内容で、まさに集大成といった感じ。
観劇前って話の内容のことより、キャストさんの見た目とか、歌はどうだろうとか、脱衣あるの?とかそういった部分しか気にしてなくて、ストーリーはまあ長さ的にも御前試合までで一区切りとかありそうだよねくらいに考えていました。それがしっかり最終話までカバー。
ゲームもアニメも嗜んでいる身としては、まあ多少の脳内補完もしつつ、かなり満足度の高いシナリオでした!
ただゲームもアニメも未見で、この舞台で初めて幕末Rockに触れた人としてはどうだろう、さすがに駆け足すぎてよくわかんないとこもあったりしたのかな?周囲にはいないので、そういう人の感想もぜひ聞いてみたい…。
幕末Rockのアニメ大好きなんですけど、曲の使い方に関しては原作ゲームと比べると「なんで??」っていう場面が多いんですよね。いろんな都合があるのはわかるのですが。超歌劇はそこを完全にフォローしていて、そこが一番良かったな~と思ったポイントでした。
高杉の片魂が覚醒するのがちゃんとREACTIONだし、桂さんは重力のない世界だし、土方さんは……ちゃんとソロ曲がある…。アニメ、なかったからね。
何より残響が天歌verになってた!これが一番良かったです。
アニメの彦根らへんやってたころはまだゲーム未プレイで、さして気にしてなかったんですけど、その直後にゲームをプレイして、なんでこの曲をあんな洗脳天歌みたいな扱いにしちゃったんだよ~ってものすごく思いましたよね…。作詞の方がTwitterでぼやいていたのも目にしてしまったし、心が痛む出来事だった…。
けどそれが、ちゃんと天歌として歌詞が変更されていたんですよね。
結構さりげない違いで、ベースはほぼ残響なんですけど、要所要所をおさえてちゃんと天歌の洗脳ソングっぽい歌詞になってる。
歌詞変えてくるとは想像もしてなくて、最初の「僕が君を斬ってあげよう」のとき、キャストさんが歌詞トチったのかと思って無駄にハラハラしました。サビでやっと気づいて、うわー!ってテンションがあがって、超歌劇への感謝の気持ちが瞬間的にMAXになりました🙏
同じく宙の翼も、慶喜ソロverになっていて、それに合わせてちゃんと歌詞が変えてあってよかったです!ちょっと怖いような歌詞というか、キャストさんの歌唱力もあいまってほんと……ものすんごい貫禄?が出ていた、慶喜様……
でも一つだけ!一つだけわがまま言わせてもらうと、一番最初のRolling Thunderと龍馬の片魂覚醒兼OP曲のWhat's thisは入れ替えてほしかったな~!いや、OPはやっぱWhat's thisでしょってのはわかるんですけど、でも、3人が出会って最初の曲、あの場面の曲はRolling Thunderが良かった~…。歌詞的にもそうだしさ~…。
一部の曲についてちらっと。
- Rolling Thunder …ハモってた!すげー良い!高いパートは桂さんかな?龍馬と高杉が背中合わせで演奏してるの熱い。
- Crash My Head …狂おしいほどダンスが可愛い。これでもかってくらい可愛い。振付を考えた人が天才すぎる。途中からギターほっぽって、エアギターも可愛い。とにかく可愛い。
- 非常幻想 …一番観客が世界に入り込める、完全に愛獲の雷舞空間で良かった。
- REACTION …O田さんのピュアスマイルがあまりにも可愛くて正直……ね…。とうぶん頭から離れなかった…。
- 残響 …とにかく良い。歌詞の変更が良いし、キャストさんの歌唱力も良いし、ダンスがめちゃめちゃ良い。これも愛獲の雷舞って感じで最高。このミュージカルで一番好きかも。
- 群青を射す光 …ちょっと無理やりねじこんだ感のある土方さんのソロ曲です!でもアニメで完全スルーされてたソロ曲を取り入れてくれたのが嬉しい。T馬さん、めちゃくちゃ声でかい!青のペンライト振りたかったけどスクリーンでなかったのが惜しかった。
- 重力のない世界 …Y田さんめちゃめちゃ頑張ってた。サビの上がり下がりが激しいとことか声張り上げててすごかった…。出だしのこっちに向かって指さすところがめちゃくちゃかっこいい。
- 黒曜蝶 …大老歌うんかい!しかも踊る。正直一番衝撃だったしめちゃめちゃ笑った。それに翻弄されてる超魂團の面々もなんというか、面白かった…。かごめかごめされたりね。
- 生きてゆこう …最後大合唱になっててびっくり。謎のタップダンスが一番印象に残る…。
- 宙の翼 …とにかくすごい、ラスボスの威厳。でも謎の般若でめちゃめちゃ笑う…。
そういえば、すべての曲目をフルコーラスでやっているんですよね。ただでさえ尺的にキツいはずなのに。本当によくまとめたなあと思います。
あとは、観劇前から気になってた脱衣についてちょっと書こうかな…。
服破けるのとか舞台でどーするの?(笑)とか言ってたけど、普通に脱いでました。ていうか脱がされてました。
最初はまあ龍馬なんですけど、スポットライトがピカピカして、おもむろに龍馬がギターをアンサンブルの人に預ける。マフラーも自分で外して預ける。両腕を水平に上げて待機。左右からアンサンブルの人がビリーッ!ギターを返してもらう。
いや、そりゃそうなるだろうけど、やるとしたらそうだけどやっぱ、最初見たときはなんか呆然としたなあ…。でも、ちゃんと脱衣という要素を取り入れたのがすごい。ちゃんと胸に片魂ペイントしてあったし。
桂さんはたぶん襟巻がばりっと剥がせないので自主的に留め具を外していたんですけど、イントロ時点で外してたのでドラム叩きながら襟巻が開いててなんか……なんかアレでした。かっこよかったですよ。
新選組は本編では脱衣なかったけど、一番最後のエンディング?で5人そろって脱ぎましたねー。男が5人並んで一斉に服をばりっと剥ぎ取られる光景はここじゃないと見れないですね…。

ところで脱衣とは関係ないんですが、高杉は動くとすぐに脚が見えちゃうんですよね。それもチラッとかいうレベルじゃなくてかなりモロに。右に絵を載せましたが本当にこのくらい見えたんですよ!!椅子に座るときとかもかなりきわどくて、結構ハラハラさせられました。
逆に龍馬は、ひっくり返ったり激しいダンスがあったりなのであらかじめ黒タイツ履いてるんですけど。高杉はダンスがないので必要ないと思ったのか…しかしこれは…高杉くんも黒タイツ履かせてもらえばよかったんじゃないかなあ。というよりキャラ的には龍馬のほうがちょっとくらい脚見せてほしかった、原作の絵がそうだし。せめてスパッツに……。脛くらい見せてくれても…。
あ、ちなみにこの時のアドリブの日替わりバンド名は「高杉クローバーZ」でした。何を目指してるの?
アドリブのパートは、龍馬たち3人がバンドを結成して、バンド名を決めようって話になって龍馬が高杉に振って無理やり何か言わせるという流れだったんですが、この公演では高杉が答える前になんとか桂さんに押し付けようとしてたんですよね。流れを自分に向けられた桂さんは、「何で私に振るんですか?晋作ひどいです…」って超わざとらしい泣き真似して、高杉が慌てて「やっぱ俺が言う!」って感じだった。あまりに予定調和すぎてこれ台本かと思ってたんですけど、他の日にはなかったみたいでこの日のアドリブだったようです。なんかすごいキャラ捕らえてるなあ…。高杉がやる!って言ったあと、桂さん観客側にめちゃくちゃ小悪魔っぽい笑顔見せてたからね。すごいよ。
というわけで、2014年最後に良いもの見せてもらった話でした。そもそもミュージカルも、本会場で見るのも初めての体験で。生で見ないとわからないよ!ってよく言われますけど、そういう「何か」があの空間には本当にありました。ていうか、テニミュを通った友達が「複数公演取るべき」「千秋楽も狙え」って言ってくれてたんだけど本当にその通りだったな~と思った。見終わったその夜にあ~~~明日も見たいよお~~~!ってホテルのベッドでゴロゴロ暴れてたから…。やっぱ先達の言葉は聞いておくべきですね…。
というか座席がですね、すごく良くて、一般だったけどプレミアムのすぐ後ろの列のど真ん中、役者さんが舞台中央で正面を向いたときめちゃめちゃ目が合うような錯覚に陥るような席だった。実際超歌劇の話するとき「私めっちゃ龍馬と目合ったから~!」とか言ってだけど本当だから(マジな目)。
もともと「歌」が最も重要なファクターになってる作品だし、ミュージカル化っていうのもまあ良いんじゃない?くらいしか思ってなかったんだけど、想像をはるかに超えてよかったです。ゲームもアニメも最高に楽しくて、さらにこんなに楽しいミュージカルになって本当に恵まれた作品だと思います。
ありがとう幕末Rock~!締め方が浮かばなかったので作品への感謝を述べて終わります!完。